歯科用金属高騰による治療費への影響について
- unfilmde-takao
- 2022年5月4日
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現在、ロシアのウクライナ侵攻などによる金属価格の高騰が続いております。
それにより歯科用金属にも影響があり、5月1日からも健康保険医療費にも影響が出ております。
わかりやすい例を挙げますと、大臼歯(いわゆる奥歯)の全部被覆冠の保険点数が、
1562点から1655点に上昇しました。
これをもとに、初診で神経のない大臼歯を削って型を取り、
2回目に銀歯を装着した場合をシミュレーションします。
保険で3割負担の方ですと、初診と2回目での合計負担額は、
4月では6880円だったものが、
5月だと7160円となります。
約4%の値上げになります。
この4%が歯科医院の収入増になれば良いのですが、
残念ながらそうではありません(苦笑)。
一方で、金属を使った部分入れ歯には、
その影響はほとんどありませんので心配しなでください。
今回は、いわゆる銀歯のみに影響が出ているわけです。
その辺をご理解して、治療にいらっしゃってください。

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